バスケコートタイルの隙間から雑草は生える?防草シートの必要性とメンテナンスの実態
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庭にバスケットコートを作るなら避けて通れない雑草の真実
自宅の庭にバスケットボールコートを作る。これはバスケに打ち込む子供を持つ親にとって、最高に贅沢で価値のある投資です。しかし、いざ計画を立て始めると、現実的な問題が頭をよぎるはずです。その筆頭が、タイルの隙間から生えてくる雑草ではないでしょうか。
結論から言えば、土の上に直接スポーツタイルを敷き詰めれば、間違いなく隙間から雑草は顔を出します。 スポーツタイルは水はけを考慮して数ミリ単位の隙間や排水用の穴が開いている設計が一般的だからです。ここから日光が差し込み、風に運ばれた種子が土に届けば、数ヶ月後にはコートの至る所から緑色の芽が出てきてしまいます。
ただし、これは下地が土の場合の話です。下地がコンクリートやアスファルトであれば、雑草の問題はほぼ発生しません。自分の庭の下地が何かによって、取るべき対策はまったく異なります。
下地別の雑草リスクと対策
コンクリート・アスファルト下地の場合
タイルの隙間から土に光が届かないため、雑草はほとんど生えません。端の部分(コンクリートと土が接する境界)から侵入してくるケースは稀にありますが、定期的な清掃で十分対応できます。防草シートは不要です。
土・砂利・整地した地面の場合
なお、MAKACでは土・砂利・芝生の上へのスポーツタイル施工は推奨していません。プレーの安定性とタイルの耐久性を確保するには、コンクリートまたはアスファルトの下地が前提となります。
それでも土・砂利の上に設置する場合は、防草シートの併用が必須です。整地(地面を平らに締め固める作業)はタイル設置の前提条件ですが、整地だけでは雑草は防げません。タイルを設置する前に必ず防草シートを敷いてください。
土・砂利下地には高品質な防草シートを選ぶこと

ここで注意したいのが、ホームセンターなどで安価に売られている家庭用の薄い防草シートでは不十分だという点です。バスケットボールは激しいスポーツです。100キロ近い負荷がかかるジャンプや着地、急な切り返しが繰り返される場所では、タイルの下のシートにも相応の摩擦が生じます。
質の低いシートは、この摩擦やタイルのエッジによって数年で破れてしまう可能性があります。そうなれば、タイルの下で雑草が成長し、タイル自体を押し上げてコートの水平を狂わせることにもなりかねません。
選ぶべきは、官公庁の工事でも使われるような高密度な不織布タイプのシートです。デュポン社のザバーンのような、繊維が強固に絡み合った製品が代表格です。初期費用は少し上がりますが、後からタイルを全て剥がしてシートを敷き直す手間とコストを考えれば、ここでの投資を惜しむのはリスクが大きすぎます。
メンテナンスは実際どの程度の手間なのか
多くの人が、タイルコートはメンテナンスフリーだと思いたがりますが、それは少し言い過ぎです。確かに天然芝やクレーコートに比べれば圧倒的に楽ですが、全く何もしなくていいわけではありません。
数ヶ月に一度:ブロワーによる清掃 タイルの隙間に砂や埃、落ち葉が溜まると、それが腐葉土のようになり、防草シートを突き抜けずともタイルの上で雑草が根を張る原因になります。コンクリート下地の場合も同様です。
半年に一度:高圧洗浄機またはホースでの水洗い 雨で流れない細かな汚れを洗い流すことで、タイルのグリップ力を維持し、怪我のリスクを抑えます。
このメンテナンスの時間は、コートの状態をチェックする機会でもあります。タイルの連結が外れていないか、地面に凹凸が出ていないか。親が少しだけ手をかけることで、コートの寿命は10年、15年と延びていきます。
雑草よりも深刻なのは、手間を理由に諦めること

雑草の問題を過剰に恐れる必要はありません。適切な防草シートを選び、基本的な清掃さえしていれば、雑草がプレーの邪魔をすることはまずありません。
それよりも怖いのは、メンテナンスが面倒だからという理由でコートの設置を諦めてしまうことです。日が暮れるまでシュート練習に励む子供の姿を想像してみてください。その価値は、たまにブロワーをかける手間に比べれば、比較にならないほど大きいはずです。